tontonの想い。家族に食べさせたいパン。グリホサートから食卓を守る。

tontonの想い。家族に食べさせたいパン。グリホサートから食卓を守る。

おはようございます🍞

食パンのtontonの店長です🙋‍♂️

今日はパン作りに欠かせない「小麦」のお話です👍


安全・安心のために

tontonではオープン以来、カナダ産小麦を使用してパン作りをしてきました。

その理由は、品質の高さ、遺伝子組み換えでないこと。

そして収穫後の殺菌剤散布が少ないことでした。


ところが…7年前…

オーガニック小麦を除くカナダ産小麦には、プレハーベスト(収穫前の除草剤散布)が行われている事実を知りました。

プレハーベストは、作物に除草剤をかけてわざと枯らすことで収穫を早める方法で、主にラウンドアップという除草剤が使用されています。


ラウンドアップの主成分であるグリホサートは、アミノ酸系除草剤の一種です。

メーカーは安全性を謳っていますが、アメリカの裁判所では、ラウンドアップががんの「事実上の原因」であるという評決が出ています。

また、WHOの外部研究機関もグリホサートを「おそらく発がん性物質」に指定しています。


輸入小麦のグリホサート問題と私たちの選択

ラウンドアップの危険性は世界中で認識されており、使用を禁止する国が増えています。

しかし、日本ではJAやホームセンターでグリホサート系の除草剤が簡単に手に入り、2017年12月に日本政府はグリホサートの残留農薬基準を大幅に緩和しました。

おそらくアメリカからの圧力があったのでしょう。


平成30年度の農林水産省の検査結果を見ると、カナダ産小麦のグリホサート検出率は平成30年時点では100%、プレハーベストを行われた小麦が日本に入ってきていることがわかります。

※令和6年では、アメリカ産小麦:54/55検体、オーストラリア産小麦:10/21検体、カナダ産小麦:39/40検体よりグリホサートが検出されています

このような状況を受け、2019年よりすべての小麦を国産小麦に切り替えました。


国産小麦はプレハーベストが禁止されており、グリホサートの心配はありません。

「身体を作っているものは食べ物」

だからこそ、安全・安心な食べ物を選びたい。

tontonはパンを通してご縁のある方々の健康をサポートしたいと考えています。